2022/08/27

彩雲国物語 王朝・王宮関連の用語

event_note8月 27, 2022 forumNo comments

鴻臚寺(コウロジ)

外国からの使節の接待や貢物に関する仕事を司る役所。 外務省のような役割をもつ役所。

秀麗が正体を隠して、黄尚書のもとで働いていた時に書簡を届けに行ったところ。


尚食(しょうしょく)

宋太傅がお酒をもらいに行く部署。

元ネタ 

コトバンク

唐の後宮の部署。

唐の後宮は内官・宮官・内侍省の3部からなる。 宮官はさらに6局にわかれており、尚食はその1つで食膳を司る。


妾妃(しょうひ)

王の側室。


正三品

官位。秀麗が受験した国試女人受験では、正三品以上の位の高官の推薦が必要だった。

小説中に詳しい解説はない。

元ネタは?

中国の唐朝の官職によると十六衛大将軍、六部尚書が正三品だとあります。ウィキペディア
彩雲国に当てはめると、同じく六部尚書の黄 奇人紅 黎深、大将軍の白 雷炎,黒 燿世が正三品と言えそうです。

詳しくは彩雲国じてんの位のページの元ネタは?を参照


正四品上

官位。小説中に詳しい説明はないが、吏部侍郎が正四品上にあたる。

元ネタは?

中国の唐朝の官職でも吏部侍郎は正四品上とのことです。凌晏樹の官職である黄門侍郎も同じく正四品上なんだとか。

詳しくは彩雲国じてんの位のページの元ネタは?を参照


朝廷三師

太師、太傅、太保の三役。 王に次ぐ最高位の官職。名誉職なので実務はできない。

紫劉輝のが王の時は霄太師、宋太傅、茶太保


王宮の建物

外朝

内朝

後宮

? 仙洞宮

  • 彩八仙しか入ることができないといわれている。

紫宸殿

  • 秀麗が誘拐後に毒が回った時にねかされていた部屋がある。

奉天殿

  • 宮中で一番広い建物。正式な行事を行う場所。

図書館。 邵可が働いている。

劉輝が小さいころから邵可に会いに行っていた場所。
大きくなってからも息抜きに訪れている。

宝物庫

戸部の管理。 鍵がとても複雑な作りになっている。作り直しがきかない。


悪夢の国試(あくむのこくし)

  黎深,黄 奇人,悠舜が受けた年の国試

黄奇人の美しさに見とれて、沢山の人が落第。


国試

官吏になるための試験。

会試の次に殿試が行われる。

殿試は最終試験。上層部の官吏による口頭試験であり、会試を合格した全進士の前で行われる。

秀麗は国試を受けた初の女性。 それまでは女性の受験はできなかった。 王位争いで清苑公子(=静蘭)が流罪になった時は世の中が混乱したため国試も数年中止となった。

戩華王が死んでから(劉輝が即位した後)しばらくも行われなかった。

女人受験

劉輝が王となってから女人受験を提案。

初回の女人受験は秀麗のみ。秀麗の成績次第ではその後の継続しない可能性もあった。 しかし秀麗が上位及第と見事な成績だったためその後も不定期で行われた。

秀麗が受験した時の条件はとても厳しかった。その一つとして、受験する実力があるかどうかの適正試験を事前に受けなければいけなかった。

元ネタ

中国の科挙制度。 殿試は最終試験。落第者は出さない。順位が決まる。


四省六部

四省…尚書省、門下省、中書省、仙洞省

六部…尚書省の下にある、吏部・戸部・礼部・兵部・刑部・工部

 礼部…国試を管轄
 吏部…悪鬼巣窟の吏部
 戸部…魔の戸部  


除目(じもく)

ウィキペディアより
官吏の任命儀式

「除」は前官を除いて新官を任ずる意味で、「目」は目録に記すことを意味する。

新進士の初めての配属は春の除目できまる。


準試(じゅんし) 

州の官吏になるための試験。


状元

国試を一位で及第した人の呼び方。

元ネタの状元とは?
科挙制度の最終試験で一位の成績の人のことです。

現在でも中国、台湾、香港では大学入試の最優秀者を状元と呼ぶみたいですね。 ウィキペディアより


探花(たんか)

国試の三位及第の称号。

元ネタの探花とは?

科挙での三位及第の人。 由来は及第した進士を祝う席で花を探しに行く役だったようですね。

ウィキペディアより


佩玉(はいぎょく)

腰帯などの着衣につり下げる飾りのようなもの。玉でできており 玉の種類によって身分をあらわす。


榜眼(ぼうげん)

  国試の2位及第者のこと。

元ネタは?

中国の科挙の2位及第者。 もともとは3位及第者も探花ではなく榜眼と呼ばれていたそうです。
状元(一位及第)の両眼のごとく分立するということで。

ウィキペディア


吏部試(りぶし)

新進士の配属を決めるための試験。 秀麗、絳攸、黎深が新進士の時、上位者には実施されなかった。


礼部(れいぶ)

六部の一つ

礼部国試の管轄している。
尚書 蔡尚書魯尚書

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